ハイブリッドカーはコンピュータによる高度な電子制御が要！

コンピュータによる高度な電子制御が重要！

　ハイブリッドカーは通常のガソリンエンジンの他にモーターを１個搭載しています。

モーターは電気で動きますので、モーターを積極的に使って走行することによりガソリンの消費を抑え、低燃費を実現しています。

現在のハイブリッドカーは、私たちドライバーが何の違和感もなくスムーズに加速、減速をし、ブレーキング時もほとんど違和感を感じることはありません。

しかし実は眼には見えないところで、コンピュータによる非常に高度な電子制御が行われているのです！

コンピュータがエンジンとモーターを滑らかに切り替える！

　ハイブリッドカーは普通のガソリンエンジン車と同じように走行します。ハイブリッドカー独特の滑らかな走行性能や静寂性はありますが、それ以外は普通のガソリンエンジン車とほとんど違いはありません。

しかしハイブリッドカーには、ガソリンエンジンの他にモーターが１個搭載されています。

モーターを多用して走行しますが、ガソリンエンジンと併用して走行することもあり、逆にモーターだけの走行にしたりと、頻繁に切り替えが行われています。

この切り替えを行うのがコンピュータによる電子制御で、この切り替えがうまくいかないと、変なショックがでたりドライバーが違和感を感じてしまい、スムーズな運転感覚を実現できません。

ハイブリッドカーに搭載されているコンピュータは、走行状況に応じて切り替えの際にショックがでないよう、エンジンｓの回転数を調整したり、モーターの回転数を調整したりします。

理論上は、エンジンとモーターの回転数をほぼ同じにして切り替えれば、スムーズにつなぐことができます。

しかしこれを実現するためには、机上の計算式だけでは不可能で、何度も走行試験を重ね、あらゆる走行状況に対応したシステムを完成させなければなりませんでした。

現在、各メーカーからいろいろなハイブリッドカーが発売されていますが、中にはトヨタやホンダなどから技術提供を受け、自社ブランドでハイブリッドカーを販売するメーカーもあります。

それは、構造的には真似できるのですが、このコンピュータによるシステム制御を開発するためには、膨大な時間と労力を必要とするため、お金を払ってでも他社メーカーから技術提供を受けた方が得だからです。

世界的にみても日本はハイブリッドカーのトップを走っていますが、これは繊細で綿密な作業が得意な日本人の国民性のおかげかもしれませんね。

実際、1997年に発売された初代プリウスのときよりも現在発売されている最新のプリウスの方が、より自然でスムーズな運転感覚になっています。

今なおユーザーからの意見を元に、ハイブリッドカーの性能は進化し続けているのです！

ハイブリッドカーは
中古車が狙い目！

今、車を買う人のほとんどがハイブリッドカーを購入します。そのため中古車市場にも大量のハイブリッドカーが出回り、状態が良いのに全体の価格が下がるというお得な状況が続いています。

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