ハイブリッドカーは、エンジンとバッテリーを効率よく使うことにより、ガソリンをできるだけ使わず、低燃費でエコな走りができます!
ハイブリッドカーは、一般的なガソリン車とは違い、バッテリーの電気をうまく利用することによって、低燃費を実現しています。
では実際にどのようにバッテリーの電気を使っているのか、実際に道路を走行する際の【発進低速走行
通常走行
全開加速や急加速時
減速
停車】という一連の流れを追って解説したいと思います(^^)
※ 発電機やパワーコントロールユニットなどの名称がわかりにくい方は、ハイブリッドカーのしくみでわかりやすく解説しております。
発進時 |
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燃費を良くする運転は"ふんわりアクセル"という表現をすることがありますが、ガソリンは発進時に最もたくさん消費します。そのためハイブリッドカーでは、発進時にはガソリンエンジンは停止したままで、モーターの力のみで発進します。モーターは駆動用バッテリーに蓄えられた電気で動きます。 |
低速走行時 |
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発進から少しずつスピードに乗っていきますが、ハイブリッドカーでは低速走行時にもバッテリーに蓄えられた電気の力を使って、モーターのみで走行します。 |
通常走行時 |
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車がある程度のスピードにのると、エンジンにとって効率の良い速度域になりますので、エンジンが始動します。この時モーターも同時に使って、エンジン+モーターの力で燃費の良い運転ができます。 |
通常走行 / 電気エネルギー充電 |
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エンジンとモーターを併用して走行していると、エンジンで発生するパワーを十分に動力として使えず、余分なパワーが発生します。この余分なパワーを発電機(ジェネレーター)が電気に変え、バッテリーに電気を蓄えます。 |
全開加速や急加速時 |
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車を運転していると、追い越しや高速道路に乗る際には、全開加速や急加速をすることがあります。そのようなときは、バッテリーに蓄えた電気を多めにモーターに供給し出力を増します。ガソリンエンジンと電気モーターの2つの力を合わせて、エンジン排気量の1クラス上のパワーを発揮させます。 |
減速 / 電気エネルギー充電(回生ブレーキ) |
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ハイブリッドカーで特徴的なのが、減速時に電気エネルギーを回収する"回生ブレーキ"です。原理は自転車の前輪についているライトと同じで、自転車のライトをつけると、ペダルが重くなりライトが光ります。これはタイヤが回る力を利用して電気を発生させているのです。ハイブリッドカーの場合も全く同じで、減速時にモーターが回ることでタイヤを減速させ、その際発生する電気エネルギーをバッテリーに蓄えるのです。 |
停車(アイドリングストップ) |
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停車中はアイドリングストップ機能により、エンジンもモーターも完全に停止します。停車中も無駄なガソリンや電気は一切使いません。 |
以上が一般的なハイブリッドカーが走るときのしくみです。
今回は、代表的なハイブリッドカーであるトヨタのプリウス(PRIUS)の例を元に解説致しましたが、トヨタ以外のホンダや日産はハイブリッドの方式に若干違いがあり、今回の解説とは少し異なる点がでてきます。
ですが基本的なハイブリッドカーが走るときのしくみとしては、今回の解説を理解しておけば、他の方式を理解する際にも十分に役に立つと思います。
他のハイブリットカーのしくみをもっと知りたい方は、以下をご参照くださいm(_ _)m
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