プラグインハイブリッドカーは、コンセントで充電することによって、電気だけで長い距離を走行することが可能です!
最近ハイブリッドカーをさらに発展させた、プラグインハイブリッドカーが販売されるようになってきました。
PHVやPHEVと呼ばれるものです。
プラグイン(plug-in)というのは、コンセントに配線を入れることを意味します。携帯の充電器をコンセントに挿しますよね。これがプラグインです。
プラグインハイブリッドカーというのは、コンセントに配線を入れるハイブリッドカーという意味になります。つまり、"充電するハイブリッドカー"という意味になります。
通常のハイブリッドカーは、走行中に発電機によってバッテリーに充電しますが、プラグインハイブリッドカーは、車体にコンセントにつなぐプラグがついており、専用のコンセントに挿し込むことで充電します。
外部から電気を充電できるわけですから、バッテリー容量さえ大きければ、電気だけで走る電気自動車のような使い方ができます。
しかし電気自動車はいまのところ、一充電あたり200km程度しか走れないという欠点があります。この欠点を補う形で登場したのがプラグインハイブリッドカーなのです!
プラグインハイブリッドカーは、普通のハイブリッドカーと同じようにガソリンエンジンも積んでいます。
異なるのは駆動用バッテリーの容量で、普通のハイブリッドカーが搭載している駆動用バッテリーの約4倍の容量を持っています。
そのため充電することによって、普通のハイブリッドカーよりも長い距離を、電気の力だけで走ることが可能なのです!
プリウスの例でいうと、プリウスの「EVドライブモード」では電気を積極的に使って走行しますが、航続距離は時速55km以下で数百m~2kmですが、プリウスPHVでは、最大23.4kmもの走行が可能です!
ちなみにプリウスPHVの充電時間は、家庭用電源から充電する場合で、100Vで約180分(3時間)、200Vで約100分(1時間40分)で満充電となります。
毎日20km程度しか車を使わない人なら、ガソリンを全く使わずに電気だけで走ることが可能になります。
プラグインハイブリッドカーのバッテリー容量は、普通のハイブリッドカーの4倍と言いましたが、バッテリー容量は大きくなったが重くなったのでは、結局燃費が悪くなってしまいます。
そこでプリウスPHVでは、通常のニッケル水素バッテリーではなく、リチウムイオンバッテリーを採用しました!
リチウムイオンバッテリーは、携帯電話やノートパソコンのバッテリーに使用されていますが、製造コストが高くなってしまう反面、現在最も小型で高性能なバッテリーなのです。
そのためプリウスとプリウスPHVも、バッテリーの容量は約4倍になっていますが、室内空間や荷室空間はほとんど同じ広さを確保しています。
また高性能なので、モーターのみの走行でも最高時速100kmの速度を出すことが可能になっています。
プラグインハイブリッドカーは、ハイブリッドカーでも電気自動車でもなく、両者の良いところを兼ね備えた車です。
電気自動車との最大の違いは、プラグインハイブリッドカーはガソリンエンジンも搭載しているので、バッテリーの電気が完全に無くなったとしても、ガソリンエンジンで再度充電を開始し走行できる点です!
つまり、電池切れの心配をする必要がないのです。
電気自動車はある意味究極のエコカーですが、電池切れの心配がつきまといます。航続距離が短いという欠点もあります。
ガソリンエンジン車は航続距離が長いという利点がありますので、電気自動車とガソリンエンジン車の利点をうまく融合させたのが、プラグインハイブリッドカーなのです!
今、車を買う人のほとんどがハイブリッドカーを購入します。そのため中古車市場にも大量のハイブリッドカーが出回り、状態が良いのに全体の価格が下がるというお得な状況が続いています。
中古車販売シェアNO.1のガリバー では、欲しい車種を連絡するだけで、中古車のプロが良い中古車を無料で探してきてくれます!※氏名・電話番号は必ず正しいものを入力しましょう!
人気のあるハイブリッドカー ⇒ ハイブリッドカー人気ランキング!